昭和の男「組織」への挑戦
わたしは、弱虫だ。
弱虫で、人に依存型といってもよい。
ここ、十年間とある上司に、わたしは、お世話になっている。いつなんどきでも、その先輩は、仕事で闘っている。例えば、地位があるから指示だけだせばいいとこだが、その上司は、実務をこなした上で、発想をふくらませる。
初めは、請負には、煙たがれてはいたが、現在は、いい関係が築けている。
一方、自分は、弱いことを認めることは、できても、なにも闘っていなかったことにきづいた。なんでいままで、闘ってこなかったかというと、それは、なぜか、自分の中にある、幸福論(信念)は、家族にあるからだ。
わたしにとっての、幸せは、今の家族。
妻、子供(3人)、両親。そして、妻の母。会社以外での、周りの人達が幸せでいること。
そのためには、出世は、不要である。
自分以外部下のこと、関係部署との調整。
パワハラ、モラハラで、自分の思うようにできない組織。八方塞がりで、出世したいと思う人はいなくなる。
そのような、実情な組織の中で、その上司は、上への進言をとめない。昭和の男だ。